子どもであり、共同相続人

私は神の子どもです!

ローマ8章15-17節で、パウロは、キリストを信じる信仰によって私たちに与えられているものについて書いています。

あなたがたは、人を再び恐怖に陥れる、奴隷の霊を受けたのではなく、子とする御霊を受けたのです。この御霊によって、私たちは「アバ、父」と叫びます。御霊ご自身が、私たちの霊とともに、私たちが神の子どもであることを証ししてくださいます。子どもであるなら、相続人でもあります。私たちはキリストと、栄光をともに受けるために苦難をともにしているのですから、神の相続人であり、キリストとともに共同相続人なのです。

「アバ」という語は、英語のDaddy(パパ、お父さん)に相当するアラム語、またヘブライ語です。つまり、父なる神と私たちは、「パパ」と呼べる親しい関係なのです。御霊ご自身が、そのように呼べる保証と確信を私たちに与えてくれます。

聖書は、私たちは神の子どもであることを教えてくれます。そして御霊は、その真理を私たち一人ひとりの心の中で確信へと導きます。神の子どもとされた私たちは相続人になります。神の相続人となり、キリストとともに共同相続人とされます。もちろん、条件が一つあります。それは、私たちがキリストの苦しみを分かち合うことを望むなら、です。相続を分け合うなら、苦しみも分け合わなければなりません。真珠がどのようにできるかを思い浮かべてください。圧力やストレスがあってこそ、あのように美しく貴いものが生み出されるのです。

共同相続人とは何でしょうか。全相続財産のほんの一部を受け取るという意味ではありません。そうではなく、神の長子であるイエスが全相続財産を持っていて、私たちはそのすべてをイエスと共有するのです。私たち一人ひとりが、イエスの全相続財産に対して権利を持っています。神の国の律法は共有です。自分の取り分を握りしめるのではなく、父なる神と子なるキリストが持っているすべてを、神の子どもみんなで分かち合うのです。

[祈り]

主よ、愛をもって私を選んでくださったことを感謝します。私は神の子どもであり、キリストとともに共同相続人であると宣言します。私は神の子どもです。アーメン。

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