新しい生ける道によって

動揺しないで、しっかりと告白し続けようではありませんか 

ヘブル人への手紙3章1節で、正しい告白をすることが勧められています。そして、ヘブル人への手紙4章14節では、「告白を堅く保つ」ようにと言われています。聖書は、イエスを私たちの大祭司と呼んでいます。つまり、私たちの告白は、イエスに私たちのために働いてくださいと求めることなのです。

私たちの告白を堅く保つには、私たちの口の言葉を、みことばが語っていることと一致させなくてはなりません。それを変えてはいけません。ヘブル人への手紙10章23節で、「私たちは動揺しないで、しっかりと希望を告白し続けようではありませんか」と言っています。「動揺しないで」という言葉が入っていることに注意してください。

ヘブル人への手紙のこれらの箇所を順番に見ていくと、私たちの告白に関して三つの連続した段階があることがわかります。第一段階は、告白をすること、第二段階は、その告白を変えることなく固く保つこと、第三段階は、動揺しないで、しっかりと告白し続けることです。

「動揺しないで」という言葉が入っているのは、なぜでしょうか。論理的にも、私自身の経験からも、私たちが正しい告白をするとき、それに逆らう否定的な力や圧力に遭遇することを意味しているからだと考えます。私たちが正しい告白をし、その告白を堅く保っていても、サタンのあらゆる攻撃や暗闇の力が私たちを襲ってきていると感じる時があるかもしれません。「告白をやめろ」という誘惑を仕掛けてくるでしょう。しかし、著者は「止めてはいけない。動揺しないで、堅く保ちなさい」と言っています。状況がますます悪くなり、問題が大きくなっていったとしても、動揺しないで告白を堅く保つことが重要です。

神は誠実なお方です。ご自分のことばに責任を持っておられます。イエスは私たちの大祭司です。私たちが動揺しないで告白を堅く保ち続けるだけで、イエスは私たちの大祭司としての働きを果たしてくださるのです。

【祈り】

主よ、あなたは誠実なお方であることを感謝します。私に希望を与えてくださいます。私は告白を変えることなく、動揺しないで堅く保つことを宣言します。私は動揺しないで、しっかりと告白し続けます。アーメン。

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