私たちの相続の範囲

私は子とする御霊を受けました。この御霊によって、私は「アバ、父」と叫びます

キリストにある私たちの相続の範囲について語っている聖句を見てみましょう。ローマ人への手紙8章32節に、こう書かれています。「私たちすべてのために、ご自分の御子さえも惜しむことなく死に渡された神が、どうして、御子とともにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがあるでしょうか。」私たちがキリストを受け入れる時、神はすべてのものを惜しみなく与えてくださいます。キリストから離れているなら、何も受けることができません。この節では、相続の範囲と、その無限の恵みが強調されています。それを何かの対価として手に入れることはできません。すべてのものを無償の贈り物として受け取るのです。私たちはキリストを受け入れる時、父なる神が持っておられるすべてのもの、子なる神が持っておられるすべてのものの相続人となるのです。

コリント人への手紙第一で、パウロは信者がどれほど富んだ者であるかを示そうとしています。彼らはまるで自分たちが乏しいかのように振る舞っていたので、実際、パウロは少し叱責しました。彼らは利己的で、卑屈で、互いにうらやんでいたのです。パウロは、「あなたがたは、自分が手にしているものを理解していない」と言いました。

「ですから、だれも人間を誇ってはいけません。すべては、あなたがたのものです。パウロであれ、アポロであれ、ケファであれ、また世界であれ、いのちであれ、死であれ、また現在のものであれ、未来のものであれ、すべてはあなたがたのもの、あなたがたはキリストのもの、キリストは神のものです」(Ⅰコリント3:21-23)。なんと息をのむような言葉でしょうか。パウロは、「すべてはあなたのものなのです。卑屈になることや、軽率な行動をやめなさい。誰が語ったかにこだわってはいけない。狭い考え方をやめなさい」と言っているのです。その相続は、恵みによって与えられるものであって、努力によって得ることはできないことを忘れないでください。しかし、重要なことは、私たちの信仰と理解を拡大してくださるように、聖霊に祈ることです。聖霊は管理者であり、聖霊が私たちに語り、真理へと導いてくださらなければ、言葉だけのものになってしまい、現実のものとはなりません。聖霊は約束を現実のものにしてくださいます。

【祈り】 

父よ、私があなたの子どもであることを感謝します。私はキリストを受け入れたことによって、すべてのものの相続人であると宣言します。私は子とする御霊を受けました。この御霊によって、私は「アバ、父」と叫びます。アーメン。

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