忍耐を養う

忍耐をもって走り続けようではありませんか 

ヘブル人への手紙12章1節にあるこの告白は、この競争を完走するためのもう一つの条件である「忍耐」を教えています。「忍耐」は、クリスチャンが御霊に満たされ、実を結ぶために不可欠な性質の一つです。私たちは忍耐を養わなければなりません。

「忍耐」の反対は何でしょうか。「あきらめる」、「やめる」だと思います。クリスチャンは簡単にあきらめてはいけません。神が何かを約束されたなら、その実現に向かってやり遂げなければならないのです。自制と忍耐には密接な関係があります。自制心がなければ、忍耐し続けることができません。自分の弱さを克服しなければなりません。そうでなければ、忍耐が試されるたびに、感情的、心理的、肉体的な弱さに落ち込んでしまい、忍耐し続けるべき肝心なところであきらめてしまうのです。

さらに、完走するためのもう一つの条件があります。それは、イエスから目を離さないことです。ヘブル人への手紙にこう書かれています。

「信仰の創始者であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい。この方は、ご自分の前に置かれた喜びのために…十字架を忍び」(ヘブル12:2)。

私たちはイエスを見続けていなければいけません。つまり、自分の力で走ることはできないのです。「イエスを見る」ということは、イエスを模範とし、イエスに信頼することです。イエスは私たちの信仰の創始者です。イエスは完成者です。この方こそ、私たちを勝利に導いてくださるお方なのです。

【祈り】

主よ、私が走り続けることができるように助けてくださることを感謝します。私は、あきらめません。私を勝利へと導いてくださるイエスさまから目を離しません。私は忍耐をもって走り続けます。アーメン。

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